中学校教師ママの奮闘記「日々頑張っている中学校教員のパパ・夫について」

こんにちは、中学校教員ママのぽんケロです!

育休から仕事復帰をして5カ月目となりました。

今日は、私の夫のことについてです。

育休明けに向けて準備したこと

 

私の周りには、同じ中学校の教員ママさんは少ないのですが、

夫が中学校や小学校の教員ママさんがたくさんいます。

 

夫が教員のママさんたちと話をすると、共通している悩みが多いです。

 

 

夫の仕事を応援したいし、頑張りは理解しているけど!

夫の仕事に

「なんなのコレ!?」

って思ってしまう所がある。

 

 

そんな方が多いように感じます。

私も夫が中学校教員なので、気持ちはすごーーーく分かります。

 

 

そこで!今回は中学校教員夫・パパについてご紹介します!

 

 

この記事はこんな方におススメです。

・教員である夫の仕事は理解しているし、応援しているけど働き方にモヤモヤしている方

 

・「なんでこんなに(帰宅が)遅いんだ!?」と感じたことがある方

 

・「土日にも仕事!?」家族の時間とれないじゃん!!と感じたことがある方

 

 

先ほども書きましたが、私も教員の夫の仕事は理解しているし、応援している

けど、けど!

 

 

平日は帰宅が遅い

 

土日は部活動でいない

 

そして疲れている…

 

そんな日々を過ごしていると不安になります。

 

こんな状況で我が家庭は大丈夫なの!?

 

(一番気持ちが沈んでいた時は)

教員同士での結婚は間違えだった!?

とまで思って、悩んでいました。(私も同じ職業なのに…)

 

 

しかし、教員パパ・夫には素敵な所がたくさんあります!

そして、同僚のパパ先生達は日々とっっっても頑張っているので、(上から目線ですみません!)そんな素敵で頑張っている教員パパ・夫について書かせていただきます。

 

もちろん…ここはツライ所だよね…ってところも書かせていただきます。

(共感していただけたら幸いです。)

 

 

基本的に真面目でいい人!

生徒のために、部活動の子どもたちのために…ととにかく頑張っています。

 

生徒の成長のために、日々考えて取り組んでいる人がほとんどです。

生徒が例え何かやってしてしまっても、生徒の成長につながるような諭し方、𠮟り方をしています。(それって、ただ怒るだけよりも数倍大変で、労力が必要です。)

 

自分の大変さよりも、生徒のことを考えて皆日々仕事をしています。

 

困っている人をほっておけない!そんな人が多いです。

個性的な人が多いですが、やっぱり根っこはいい人です!11年間中学校で教師として働いていますが、これは断言でします!

 

 

子どもが好き

1つめと重なる部分はありますが、教員は子どもと関わることが好きな人がほとんどです。そして、生徒以上に可愛いのが我が子です。

 

子どもがいる教員パパは、我が子の話をよくしてくれます

パソコンやスマホの背景画像が我が子、職員室の机上に家族や子どもの写真を飾っている先生と沢山仕事を一緒に行ってきました。

 

今、机が近い先生達も小さなお子さんがいて、頻繁に家族の話を聞かせてもらっています。

 

学校で一番厳しい体育の先生が、ニコニコしながら、息子が書いたかわいい七夕の短冊を紹介してくれた時は、私もほっこり幸せな気持ちになりました。

 

家事や育児に参加する意思がある

自分の夫も含めて周りの教員パパ・夫は家事や育児に参加しようという意思があると思います。(後述しますが、時間が無くて十分に参加できていない人が多いように感じます。)

 

 

家事を奥さんと相談して分担していたり、できるものは行おうとしていたりする方が私の周りには多いです。(保育園の送り、掃除、洗濯、お風呂掃除、朝のコーヒーを入れる等)

 

子どもの体調不良の際は、1日休むことが難しくても半日都合をつけて休んでいたり授業参観にも時間休をとって見に行ったりしている先生もいました。

 

 

土日が部活入ってしまうことも多い中学校教員ですが、土日が空いた時には家族でお出かけ・旅行など、積極的に家族で楽しいことを行おうとしている方も多いです。

 

 

 

奥さんを大切に思っている

奥さんのことを大切にされている方が多いと思います。

職員室で話をすると、その会話の中から、なんやかんや奥さんを大切に思っていることが伝わります。

 

結婚記念日や奥さんの誕生日に美味しいご飯を食べに行ったり(それを職場で嬉しそうに話していました^^可愛らしいですよね)、奥さんの手料理を褒めたり、奥さんが妊娠・授乳中に自分も一緒に断酒している教員パパ・夫も私の周りにたくさんいます。

 

 

教員パパ・夫の大変な所

時間が無い・忙しそう

私も含めて多くのママさんの悩みはここに尽きるのではないでしょうか。

 

 

中学校の教員であれば、平日は放課後に部活があり、土日も部活主顧問として部活を受け持っている方であればそういう状況であることが多いです。

 

また、30~40代は仕事量が多いように感じます。この年代の方が、行事や生徒会など、大きな教育活動の主担当になることが多いからです。

 

教育活動の主担当になると、代表の生徒が全校生徒をまとめていくことができるように、代表の生徒と打ち合わせを重ねます。基本的に昼休み、放課後は打ち合わせを行います。

 

そして、打ち合わせを充実したものにするために、主担当の先生は準備をします。

 

ゴールの姿は?

 

そのゴールに向かうために必要なことは?

 

活動期間は?

それらの見通しを持って、逆算して計画を立てます。

 

 

これに加えて学級関係、部活などを行っていると生徒が学校にいる間は仕事ができず、部活が終わってからやっと自分の仕事を行う…そんな先生も珍しくありません。

 

また、生徒のお家の方と話をする場合も、保護者の仕事が終わってからの時間となるので、帰宅時間が遅くなってしまいます。(私の夫も生徒のお家の方と話をしたり、家庭訪問をしたりして、帰りが23時になってしまうこともありました。)

でも、お家の方と話をする場合は、それ位生徒にとって重要な状況であることが多いので、(私の気持ちに余裕がある時は)この状況を受け入れるようにしていました。

 

 

でも、いくら重要な状況であっても、23時過ぎに帰って来る夫の体が心配でした。

 

 

 

 

部活も主顧問であれば、生徒が安全に取り組めているか、生徒の成長につながる練習が計画できているか等様々なことに気を配っています。

運動部であれば、年に数回大きな大会があります。結果が全てではありませんが、頑張って練習した成果を結果につなげてあげたい…努力を報わせてあげたい…そう願っている教員は少なくありません。

 

そうすると、練習だけでなく試合経験をつむために練習試合を計画したり、様々な大会に参加したりします

 

 

練習試合や大会は、その場に行けばOKというわけではありません。

会場の準備や、試合の運営など、試合に関わる全ての仕事を教員が行います

外の部活であれば、天候による試合の有無の判断も教員が行います。(この場合、生徒が家を出るまでに判断しなければいけないので、早朝に現地に赴いて判断する必要があるのです。)

 

結果、朝から夕方まで仕事で不在ということになってしまうのです。

 

 

 

こんな風に30~40代の先生は担任、行事の主担当、部活と抱える仕事の質・量ともに一番多い期間となります。

 

 

そして、平日では仕事ができるのは部活が終わってからの放課後になり、帰宅が遅くなる。休日は部活…競技によってはオンシーズンになると1日練習試合や大会で朝から夕方まで不在…なんて場合もあります。

 

 

そうすると必然的に家庭での時間が取れない、子どもと関わる時間がとれない…ということになってしまいます。

 

 

30~40代教員パパ・夫は家族・奥さん・子どもを大切にしたい気持ちでいっぱいです。ですが、たくさん仕事を抱えていて…一生懸命にこなしているのだけども、時間が足りない…のです。

 

最後に

 

私も同じ教員で、子育てのために少し仕事量を配慮してもらっています。私がこのような働き方ができるのも、このように仕事をたくさん行ってくれている方がいるからです。(日々感謝の気持ちでいっぱいです。)

 

 

教員夫・パパにも家族がいます。

 

責任をもって仕事に取り組むことはもちろん大切ですが、

 

 

ゆとりをもって、家族で笑い合って生活できる…こんな日を過ごすことができるように我が家では働き方や家族の過ごし方を工夫していきたいと考えています。

家族を大切にする姿を学校の子どもたちに見せることはとっても素敵なことですしね!)

 

 

 

教員夫・パパのママさんは、仕事の忙しさから不安になってしまうことや、辛いこともたくさんあると思います。(私もそうです!)

 

教員夫・パパは、「どうしたらもっと家族の時間がとれるか」「どんなことで家族や奥さんに協力できるか」よーーーく考えています。

 

このままで大丈夫かな…と不安になってしまうこともあると思いますが、大丈夫です!教員夫・パパを信じて、パワーをあげてください!(と、自分自身に言い聞かせています。)

 

 

 

私が教員という仕事を始めたばかりの時と比べると、働き方が変わってきているな…と感じる所がいくつもあります。(その一つが部活です。)コロナ禍の影響もあり、オンラインの環境も急速に整いました。

 

教員という仕事は、子どもの成長に関わることができ、感動を一緒に味わうことができる魅力的な仕事です。(もちろん、とっても大変なことも多いです!)

 

だからこそ、これから教員という仕事が、教員の家族にとっても「素敵で魅力的な仕事」と感じることができるようなものになっていってほしいと願っています。

(教員も持続可能な働き方をしないとね!)

 

 

とりあえず教員夫婦である我が家では、仕事の優先順位を決めて効率化できるものは効率よく取り組むことを頑張っていこうと思います!

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