こんにちは
中学校教員ママのぽんケロです。
4歳息子と、1歳娘の2児のママです。
現在は育休中で、教員の仕事はストップしています
2人目の育児ということで、少しゆったりとした気持ちで毎日過ごしている…
と、思いきやほぼ毎日涙を流しつつ過ごしています。
理由は、4歳の息子との関わりに悩んでいるからです。
今回、息子の事とそれに関わって私が考えたり行動したりしたことを記事にまとめたのは、自分の考えを整理するためと、同じような悩みに直面している方と共有できたらいいなと思ったからです。
・子どもは可愛いけど、癇癪や登園渋りがツラい!
・この悩みは自分だけ?同じ様な悩みの人はいる!
・今の悩みの改善方法はある?何かできることは?
・どこかに相談すべき?どこに、どんな手順で相談したらいいの?
この様に悩んだことのある方に読んでいただけたら幸いです。
読みにくい所や、考えがまとまっていない所、甘い所があるかと思いますが、
私自身、親として勉強中ですので温かい目でみていただけますと有難いです。
娘が生まれてからの息子の様子です。
(赤ちゃん返りのあったのかな…)
・保育園登園拒否
・思い通りに物事が進まないと癇癪
・強いマイルール(これが通らないと癇癪)
・偏食、食べることに興味が無い
・妹の授乳中に妹を蹴る、叩く
・話しかけても返事なし(ずーっと遊んでる)
特に、私がツラかったのは朝です。
息子娘は6時半に起きます。夫は7時前に出勤です。
夫が出勤後、「登園拒否」と「癇癪」そして眠たい娘のお世話を1人で行うことが私には難しく、大変でした。
息子は、登園時間の9時までの間に毎日1~3回は癇癪を起します。
癇癪のきっかけは
・やりたかった事が思うように進まなかった
・ブロックをしていたら途中で壊れた
・欲しかったもの、遊ぶために使いたいと思っていたものが無い
・まだ保育園に行きたくない
・まだ着替えたくない
・作っていたオモチャを妹が触ろうとした
・DVDや動画を、もう一つ見たい
・「危ない!」「ダメ!」と注意された
などです。
癇癪を起すとどうなるかというと…
・オモチャを投げる
・人をつねる、叩く、ひっかく
・大声を出して泣く
・片づけてあるオモチャをひっくり返す
息子の機嫌が悪くなる8時台(登園時間が近くなるため)は、妹も眠くなる時間のためグズリだします。
1人は癇癪、1人は眠くてグズグズ
そんな状況に自分の感情が整理できず、私は泣いてしまっていました。
(当然ですが、息子を怒鳴るわけにもいかず、私が物を投げてスッキリするわけにもいかず…気持ちが一杯一杯にあってしまい、涙が出てしまった…という状態でした。)
登園拒否は3歳(未満児)クラスの冬~4歳(年少)クラスの6月がピークでした。
この期間は、朝家から出るのも大泣きで、保育園に着いてからも駐車場から動けないことも多々でした。
登園時間は10時~11時。
私の心が折れて、保育園に行ったのに入ることが出来ずに家に戻って来ることもありました。
(今であれは、↑コレは間違った成功体験となってしまうから良くないと分かります。当時は、あと一息頑張るエネルギーが私にもありませんでした。)
ピークを過ぎた現在はこの様な様子です。
・9時~9時半に登園
・登園をしぶることはありますが、嫌だと泣き叫んで動かないことは無い
・保育園に到着後は機嫌よく園に入る
・月に2回ある園外に出る活動も参加できている
登園渋りを解決するために行ったことで「コレは効果的だった!」というのは、正直ありません。
しかし、改善のために行っていたことで、息子が喜んでいたことを挙げておきます。
(改善や、息子の安定の一助になっていたらいいな…と思います。)
①保育園の送り迎えの際、妹をおんぶする
支援センターでお世話になっている助産師さんにいただいたアドバイスです。
息子にとって妹は、大好きなママの近くにいきなり現れた謎の存在。ライバル。
息子が甘えたい時、抱っこしてもらいたい時…ママに飛び込もうとしたら、妹が先にいる。そして、自分(息子)が保育園に行っている間、どうやら妹とママは家にいるらしい。そりゃあ、保育園行きたくないよね!ママは大変だけど!
だから、お迎えの時「おかえり!待ってたよ!」って、目が合った瞬間抱きしめてみて。その時、妹ちゃんは背中。前にいたら、息子くんがママを独り占めできないからね。
この間は妹ちゃんは、ちょっとガマン。
そんなアドバイスをいただき、保育園のお迎えの際、妹は前抱っこではなくおんぶして行きました。
息子が遊んでいる部屋へ行き、息子と目が合ったらギューっと抱っこすることを継続しました。
おんぶお迎えを初めて行った時の息子の表情は今も覚えています。
息子「あれ?今日妹ちゃんは後ろだね!」
私「そうだね、息子ちゃん、おかえりのギューしていい?」
息子「いいよ!」
ギュー
息子「先生!ばいばい! ママ、抱っこして~!^^」
ギューしたときも、帰りの抱っこのときも息子は嬉しそうでした。
妹を前抱っこした方が正直、親は楽です。
しかし、おんぶすることで両手が空き、息子を抱っこすることも、手をつなぐことも、一緒に走ることもできるようになり、息子の欲求に答えられるようになりました。
②おはようのギューをする
題して「おはようのギュー」作戦です。
朝起きてすぐにギュー…できる時は寝る前にも「おやすみのギュー」をします。
夫も仕事から帰ってきているときは、皆でおやすみのギューをします。
今では寝る前に「皆でギューするか?」と言ってくれます。
皆でギューをすると、息子も幸せそうなので、やっていて良かったと思います。
ごくたまーに、母が元気がない時は
「ギューしよっか!」
と言ってくれるようになりました。
(ってことは、息子にとってギューは元気を充電するものになっているのかな…)
③カレンダーに予定を書いて「楽しみの日」を確認する
「保育園に行く日」と「お休みの日」が分かると息子も生活しやすいかな…と思い、カレンダーを使って予定が分かるようにしました。
<行ったこと>
・保育園に行く日は黒い数字、お休みの日は赤い数字にした
・「通院」「予防接種」「お出かけ」等、本人の予定をひらがなで記入
息子は祖父の家に遊びに行くことをとても楽しみにしているので、祖父の家に行く日には「じじ」
と記入していました。また、パパの部活が無い日には「ぱぱ」と記入し、パパとお出かけの日にして
います。
今では、2つ以上の予定でも、カレンダーに記入すれば納得して行動できるようになりました。
例)予防接種の日…ほいくえん→ちゅうちゃ
・終わった日にはシールを貼る
夕方に、「今日も1日がんばったね!」と、カレンダーにシールを貼っています。これで、今日が
何日かを把握しています。
カレンダーを使い始めて最初の頃は、保育園に行きたくないと、赤いクレヨンを持ってきて、カレンダーの数字を塗りつぶして「赤だからお休みする!」なんてしていました。
しかし、カレンダーがなんとなく分かるようになってからは、あと何日したらお休みかを自分で数えたり、 お楽しみの日がどこかを探したり等、息子なりに見通しをもって生活しているようです。
4歳2カ月の今では、なんとなく月、火、水、木、金が分かるようになり、曜日によって朝、誰と保育園に行くかを決めています。
息子「今日(月曜日)はママ。明日(火曜日)はババ。」
完璧に理解はしていなくとも、カレンダーの仕組みがなんとなく分かると、見通しが持てて子どもも安心するのかな…と感じました。
④(大変だけど)週に1回お休みの日を作る
登園拒否のピーク時期の2~3カ月間は週に1回お休みの日を作っていました。
「今日、保育園に行く予定だったけど、すごくイヤイヤしているからお休み」は無し(なるべく)
「前もって決めていたお休み」ならOK!
と、いうのが私のスタンスでした。
どっちも同じかもしれないけど!母としては違うのです(泣)
週4日がんばって、1日はご褒美にしていました。
ピークを過ぎた今は週5日、保育園に通うことができています。
⑤保育園の先生に相談する(連携する)
登園拒否がピークになってから、保育園の担任の先生に現状を相談しました。
保育園の先生方忙しいし…
何人も子どもたちがいる中、我が子の相談はなんか申し訳ないかも
と、相談を躊躇していました。
しかし、登園拒否のピークを越えた今、相談して良かったと感じています。
<相談したことのメリット>
・息子の状況、家や私の状況を知ってもらえることで、母の心の負担減&安定につながった
個人の見解ですが…
朝、遅刻の連絡が気が重かったけど、
相談してから朝の連絡も気持ちが軽くなった
相談前は、遅刻すること、登園できないことに勝手に負い目を感じてしまっていたけど、
相談後は「そんなこと感じる必要ない!周りはそんなこと思っていない」と思えるようになった
(※相談前も、登園拒否や遅刻で責められたことはありません。勝手に思い込んでしまっていました。)
・保育園に着いてからフォローしていただけた
玄関でしぶっている時、部屋に入れない時に、担任の先生、主任の先生、園長先生等、様々な先生方が優しく声をかけてくださいました。
相談前も、もちろん温かくフォローしてくださっていましたが、相談後は「ここに困っていてフォローが必要でいいんだな!」と、より職員の皆さんが連携してフォローしていただきました。
登園前や登園直後は大泣き、イヤイヤでも、その後に楽しんでいる様子や頑張っている様子も沢山教えていただき、子どもだけでなく私の心のフォローもしていただいていました。
相談前
そんなに嫌がるなら、落ち着くまで保育園を休ませるべき?
嫌がるってことは、何か嫌なことが保育園である?
こんなに嫌がるのに行かせることは、息子の心の発達によくない?
相談後
嫌がるのは、家でのびのび遊びたいんだな…
大人も仕事行きたくないこともあるもんな…
沢山の子がいたら、楽しい事、我慢しなきゃいけない事いろいろあるよね
でも、保育園に行って楽しんで、頑張っている瞬間は、素敵で貴重な経験をさせてもらっているんだな…ありがたい!
こんな風に、少しづつ、私の気持ちにも変化が出てきました。
・新年度、新しい担任の先生にも情報を引き継いでいたき、母子共に安心して新年度も生活できた
4月、年少になっても登園拒否、遅刻登園の日々は続きました。
担任の先生も新しくなったのですが、息子の状況を引き継いでもらっていたので
息子の状況を理解してもらえている
という安心感を持ちながら新年度を過ごすことができました。
遅刻登園は保育園に迷惑をかけてしまう事だと思いますが…それでも
「息子くんのペースで登園してもらって大丈夫ですよ!」
「笑顔で登園できて、毎日頑張っていますね!」
と、温かい声をかけていただき、登園拒否ピークを越えることができました。
⑥早起き
朝は6:30には起きる(遅くても7:00には起きる)ようにしていました。
息子が早起きする=私も早起きすることになります。
下の娘がおっぱい大好きっ子で、1歳を過ぎた現在も夜中は3.4回起きて授乳しています。そのため、私自身、朝起きるのがツラい…ゆっくり寝ていたい!というのが正直なところでした。
しかし、早起きすることでこのようなメリットがありました
・息子が夫と過ごす時間をもつことができた
・朝食をしっかり食べることができた
・夜も20:30~21:00には寝ることができた
保育園では
・ご飯をよく食べる回数が増えた
・お昼寝ですんなり入眠できた
早起きは、私にとってかなり重い腰でしたが、
早寝早起きの習慣づくりにもなりましたし、登園渋りピークを過ぎた今では、早起きできた日は「登園する」と本人が切り替えることもできるようになってきました。
そして歩いて登園(徒歩15分位です)する元気も出てきました。
これからも、無理しすぎずですが早起きを頑張っていこうとおもいます。
車での癇癪
息子は眠くなった時・疲れた時に癇癪が頻発します。
その癇癪が車の中で起こると、この様な状態になります。
・チャイルドシートから抜け出す
・車のドアを開ける
・(チャイルドロックで車のドアが開かないと)前の座席に来てドアを開ける
・泣き叫ぶ
当然危ないので、車を停めて息子が落ち着くまで待ちます。
「落ち着かせるための行動」
・抱っこして外に出る→散歩
・(チャイルドシートの場所を変えて)座る場所を変える
・飲み物を飲む
・お気に入りのタオルに包ませる
気持ちが落ち着いて泣き止んでから、息子と話をして、再度チャイルドシートに乗せて出発します。
癇癪の要因の大部分が「疲れ」「眠さ」からきていたので、正直防ぎようがありません。
なので、
本当は車で息子の好きな場所に沢山出かけたい!
少し遠くの場所まで出かけたい!
のですが、今は癇癪が怖くてお出かけが億劫になってしまっています。
とは言っても、どこにも出かけないと私も息子も飽きてしまうので、今は無用な癇癪を減らせるように工夫してお出かけしています。
でもまだ、ぽーんと遠出はできません。
本当は息子、娘と行きたいところが沢山あるのに…!!
今後の楽しみにとっておきます!
ぽんケロ家の癇癪を防ぐための方法
<土日>
・近場のお出かけ(車に乗る時間を短くする)
・1日に予定は1つ(多くて2つ)
・可能であれば大人の員数を増やす
・心の安定グッズを持っていく(我が家の場合はタオルです)
<特別な日の遠出>
・数日前から、この日は遠出であること(予定が沢山あること)を伝えておく。
・分かる範囲の予定を絵で伝える(出発時間も伝える)
・心配なことを聞いておく
・お弁当やおやつ等、車の中で楽しめるものを持っていく
・心の安定グッズを持っていく
※ 我が家の場合は、「事前に予定を絵で一緒に確認する」が効果テキメンでした。一緒に確認すれば、新幹線に乗って温泉へ行くという盛りだくさんの予定も、落ち着いて過ごすことができました。
偏食
2歳くらいから好き嫌いがハッキリしてきました。
偏食が始まると、離乳食では食べていた物も嫌がり、食べなくなりました。
<3歳の偏食ピーク時>
・食べるより遊びたい
・好きなものは果物
・初めて見る物や大人が食べている物は欲しがらない
偏食ピーク時は食べられるものが限られていて、毎食
何をたべさせよう…
食べなかったらどうしよう…
栄養大丈夫かな…
と悩んでいました。ナゲット、ウインナー、小さなおにぎり、果物等食べられるものを少量食べていました。
現在(4歳)は、少しず食べられるものが増えてきました。
4歳3カ月になると、朝食は自分で食べることができるようになりました。
朝食は果物+目玉焼き+主食(おにぎり、食パン(ジャムやチーズを入れる)、ホットケーキを日替わりで)を食べています。
保育園での食事も、月に数回はおかず(野菜い入り)も含めて完食できるようになりました。
支援センターで相談→地域の育児相談→市が行っている発育相談
私が最初に相談したのは下の娘と共に行っていた支援センターの保育士さんです。
保育園の登園渋りについて相談しました。
そこで、地域の育児相談を紹介してもらい、発達の専門の方がいる相談の場へ行きました。
私が行った地域の育児相談はおおむね3歳未満が対象らしく、年少である息子により合った相談場所を更に紹介してもらいました。(それが、市の発育相談です。)
<市の相談 当日の様子>
・市の発育相談では、息子と共に行きました。
・事前に相談票(A4裏表1枚)を記入し、保育園からも様子を記入してもらいました。
・相談当日は相談票を持って、息子と共に行きました。
・母子共に同じ部屋で相談スタート。
・相談員さんは2名いて、私と話す方が1人、その間息子と遊ぶ方が1人でした。
・相談票を基に、私は話をしました。
・その後、発達検査を行っていただきました。
・検査と、遊びの様子から「運動面」「社会性」「言葉」の発達について見てもらいました。
検査の結果、「運動面」「社会性」の面で1年~1年半の発達の遅れがあることが分かりました。
後日、詳しい息子との関わり方やサポートのアドバイスを教えてもらいました。
いただいたアドバイスの一部です。(息子の場合)
・大人とのやり取りを大事にする。
大人から積極的に関わり、触れ合い、楽しいを共有することで、周りと関わることの楽しさを伝える。
・時計を使って行動の切り替えを練習する。
(息子は行動の切り替えが苦手なので、そして数字が好きなので)時計やタイマーを使って「何を・いつから・いつまで」行うのか分かりやすく伝える。
・癇癪を起したら、引き続き、見守りつつ、落ち着いてから「○○したかったんだね」と気持ちを受け止める。そして、「我慢出来てえらかったね」と少しでも我慢できたら褒める。少しでも出来たら褒める。と、意識的に褒める場面を増やす。
結果や関わり方のアドバイスは、保育園とも共有して、担任の先生・園長先生とサポートの方法も相談しました。
現在は、2カ月に1回相談にのってもらい、関わり方のアドバイスをもらったり、息子の成長を共有したりしています。(相談でいただいたアドバイスは祖父母とも共有して、息子の関わりについて協力してもらっています。)
今後は「療育」についても相談していきたいと思います。(相談員さんからは、療育の提案は無かったのですが、1年半の遅れがある状態で療育に通わないのは、息子にとって良くないのでは?と思い、今後相談しようと思っています。)
また、担当の方が息子の保育園にも来てくださり、保育園・私・相談機関で連携して対応を行っています。
今後は療育が必要かどうかを相談しながら決めていきたいと思います。