こんにちは、中学校教師ママのぽんケロです。
初めての育休から仕事復帰して4カ月目となりました。
そんな中、復帰2カ月目の終わり頃、左足アキレス腱を完全断裂しました。
(生徒と部活で一緒に試合をしていたら…ブチッと切れてしまいました。)
アキレス腱が切れてしまうと、こんな生活になります。
0~8週(約2カ月間)
24時間ギブス生活。アキレス腱が切れた足に体重をかけてはいけない生活。お風呂には浸かることができないので、シャワー生活。
ちなみに、私の場合は毎週通院して、その都度足を洗い、ギブスを交換してもらっていました。なので、痒みや匂いも特にありませんでした。(時期は5月下旬から7月中旬です。)
8週以降
徐々にアキレス腱が切れた足にも体重をかけていく。ギブスの代わりに段階的に体重をかけていく装具を着ける。装具は取り外しが可能なので、お風呂に入ることができるようになる!(やっぱりお風呂最高!!)
この記事はこんな方におススメです。
- アキレス腱が切れてしまい、これから松葉杖生活が始まるけど、日常生活の中で用意したほうが良いものが分からない。
- 教員でアキレス腱を切ってしまったが、職場で配慮してもらったほうがいいことが何か分からない。
- 子育て中にアキレス腱を切ってしまって、今後やっていけるか不安な方。
仕事復帰&1歳10か月の子どもとの生活&アキレス腱断裂は、考えると地獄ですが(笑)
断裂してから約2カ月、疲れ果てる時もありますがなんとかやっていけているので、
この記事が同じ様な状況の方の役に立てたら嬉しいです。
アキレス腱断裂生活(家)で役に立ったもの3選を紹介します。
「ギブス防水カバー」というらしいです。最初はビニール袋を足に巻いてシャワーを浴びていました。
ビニール袋のメリット
・安い
・すぐに手に入る
ビニール袋のデメリット
・完全に防水できない。(気を付けていても、シャワー後ビニール袋の底に水が溜まってしまう。)
・繰り返し使うために、ビニール袋の水滴を拭くのが大変。(私は、これが嫌でした…)
・使い捨てにするともったいないし、コストがかかる。
と、いうことで知り合いに勧められた「ギブス防水カバー」をネットショップでポチッ!
ちなみに値段は、2021年7月現在「楽天で2,580円」「Amazonで1,580円」でした!(最安値比較)
購入して、シャワーがとっても楽になりました!
ギブス防水カバーのメリット
・とにかく楽!!
着けるのも足を入れるだけですし、シャワー後の水滴をふき取るのも楽です!
・しっかり防水してくれる
まったく水が入りません。足を折り曲げても、まったくすき間が空かず、しっかりと水の侵入を防いでくれます!
・繰り返し使えるので、お財布にも環境にも優しい!(主観ですが)
ギブス防水カバーのデメリット
・初期費用がかかる
当然ですが、ビニール袋よりはお金がかかります。
ですが、「水が入ってしまうストレス(なるべく水がかからないように…と気をつかうストレス)」「水滴が拭き取りにくいストレス」を軽減してくれる!なら悪い買い物ではないと思います。
ギブスから装具に移行するまでのおよそ2カ月の入浴ストレスを軽減してくれる、強い味方だと思います!
膝パット
私が使用しているのは、「ひざこぞう」という、外で地面に膝を着ける作業を行う際に膝を保護してくれる商品です。私の母が、見つけて購入してくれました。
なぜ膝を保護するものが必要なのかというと、
私は、家の中では松葉杖を使わないことが多かったからです。
ちょっとした移動、子どもを抱っこしての移動などの際には松葉杖を使わずに、膝で歩いたり、子どもと一緒にハイハイしたりしていました。
松葉杖が面倒くさい、邪魔というのもありますが、長時間の松葉杖生活で手首が痛くなってしまい、手首を休ませたかったというのもハイハイ生活の理由でした。
(また、我が家が室内に階段があるタイプのアパートの2階だったので、松葉杖の持ち運びが大変だったというのもハイハイ生活の理由の一つです。)
その結果、膝の部分の骨が痛くて膝をつくことができなくなってしまいました。
しかし、これでは部屋での移動がままならず、家事育児が思うようにできません…。
そこで購入したのが、膝を守る「膝パット」です。
私が購入したものは、外作業用なのでパット部分が厚く、しっかりと膝を保護してくれるものだったので、安心して膝をついて室内を移動することができました。
家の中で松葉杖を使いたくない。
手首や手が痛くて休ませたい。
事情があって、家の中で松葉杖を使うことができない。
という方は、膝を痛める前に「膝パット」おすすめです!
椅子(複数)
料理をする際、玄関で靴の着脱の際、入浴の準備の際に座ったり、ギブスの足を乗せてバランスをキープするための椅子です。
椅子がなくても生活することはできますが、あったほうがアキレス腱を切っていないほうの足が疲れにくいです。
地面につけている足はとても負荷がかかっています。
(私はギブス生活1か月前後が特に辛かったです。足だけでなく全体的に疲れ切っていました。)
なので、可能な限り椅子に座って元気な足を労わってあげてください。
アキレス腱完治の道のりは正直長いです。
疲れ切ってしまって新たなケガにつながらないように、休める場所を自分で作って体を休めましょう!
~番外編~ 職場で配慮してもらったほうがいいこと2つ
・駐車場は玄関近くに変えてもらう。
私は地方に住んでいるので、学校への通勤には車を使用しています。
幸い、左足のアキレス腱を切ったので、運転は可能でした。
しかし、大変だったのは駐車場から玄関です。
松葉杖で出勤初日、普段は歩いて5分程度なのに、慣れない松葉杖では20分もかかってしまいました。(固いアスファルトの上を松葉杖で歩くのは体にとても負担がかかり、休み休みでないと進めませんでした。)
その日のうちに管理職(上司)に相談し、玄関に近い場所に車を置かせてもらいました。
(とっっても楽になりました!!!)
・ギブス生活1か月前後は無理しない!あまり移動しなくていいように仕事や担当を配慮してもらう。
アキレス腱を切り、周りに負担をかけてしまう…と遠慮してしまい、
ついつい少し無理しても「できます!」「大丈夫です!」と言ってしまいがちですが、そこは周りの人に頼って頑張ることはやめましょう。
この状況が一生続くわけではありません!今は頼る時だと割り切りましょう。(と、私は周囲の同僚や上司から言われました。感謝!)
周りの方に迷惑をかけてしまって申し訳ないから、できるだけできることをやらないと…とついつい考えて無理しすぎそうな方へ!
長期間の片足生活は、思っている以上に体に負担がかかります。
周りの方も気遣ってくれますが、周りが感じている以上に疲れます。
なので無理せず!自分を大切にできるのは自分だけです。
アキレス腱完治するまでは周りに頼りまくって自分を甘やかしてください!
一生この調子なのではなく、今だけなのですから!
本当に無理しない!疲れたら休む!少し頑張ったらできるけど…はやらない!
これを肝に銘じて、お大事になさってください。
余談ですが、
私は中学校教師として中学生と関わる仕事をしています。
ギブス生活で誰が一番優しかったかというと…
生徒!です。
階段を登っているとき、授業中、廊下ですれ違う時、必ず誰かしら声をかけてくれました
「大丈夫ですか?」
「何か持ちますか?」
「無理しないでください」
中学生ってすごいですね。温かいですね!
この様な温かい気持ちをもったお子さんを育てたお家の方もすごい!(一児の母として日々思っています。)
もちろん、同僚、上司からも温かい言葉をかけていただき、たくさんのフォローや配慮をしていただいてなんとかギブス生活約2カ月を乗り切ることができました。(毎日本当に感謝です!!!)
今治療中な方、これからギブス生活を迎える方へ
周りは皆優しいから安心してください!そして思いっきり頼ってください!
それでは、皆様お大事になさってください。
私も、もう少しの治療生活頑張ります!