こんにちは、ママ先生のぽんケロです。
我が夫婦は2人とも中学校の先生です。
学校が夏休みとなり、夫の表情にも余裕が見られるようになりました。
私は、有難いことに2人目を妊娠し、夏休みと共に産前休暇に入りました。
夏休みになると教員夫を持つママ友から、こんな相談を受けます。
夏休みは授業が無いけど、先生達は何をしているの?
夏休みなのに、出勤時間は変わらず早いけど、何をしているの?
夏休みなのに疲れている様子、何で?
休暇とらないの?
たしかに・・・
夫婦で教員でないと、教員の夏休み事情は分かりませんよね。
夏休み中は授業こそありませんが、遊んでいる訳ではありません!(笑)
今回は中学校教員の夏休み事情を紹介します。
この記事は、こういう方におススメです。
・中学校の先生の夏休み中の仕事(様子)を知りたい。
・夫や妻が中学校教員で、パートナーの仕事を理解したい。
・授業がある時は忙しそうなので、夏休みは家族でゆったりしたい・・・中学校教員のパートナーに、どのような休暇の提案をすると良いかを知りたい。
「夏休み」になると授業が無くなることはイメージしやすいと思います。その他に、日常と比べてどの様な変化があるのかを、ここで紹介します。
「夏休みになって無くなる仕事」
・授業
「夏休みにも行う仕事」
・部活動指導
・生徒会や委員会の活動
・行事の準備
・研修
・職員会議
(・夏休み明けからの授業準備、成績処理、生徒指導、夏休み明けの定期テスト作り等)
授業は無くなりますが、夏休み中に「補習授業」といった形で、勉強に不安を抱えている生徒や受験期の生徒のサポートを行う目的で授業を行う学校もあります。
夏休み中に行う仕事の具体
〇 部活動指導
夏休み中のメイン仕事は部活指導という人は多いと思います。
私や、夫は午前中(8:30~11:30)に部活を行っています。
夏休みになっても、部活は行うことが多いです。
〇 生徒会や委員会の活動
普段よりも生徒と関わる時間を作ることができるので、この期間に生徒会や委員会の生徒と一緒に、夏休み明けから行う活動の打ち合わせや準備を行うこともあります。
〇 行事の準備
夏休み明けに行事が控えている場合、夏休み中に行事を引っ張っていくリーダー達を集めて打ち合わせや準備を行います。
〇 研修
夏休み中は授業が無いので、まとまった時間を確保できます。
この機会に様々な研修が行われ、夏休みの期間を利用して多くの職員が参加します。
<研修の内容>
・生徒の安全を確保するために必要な研修(食物アレルギーについて、AEDの使い方等)
・小学校・中学校で連携して行う研修
・教師の見識を深めるために行う研修
・ICT教育を行っていくための研修
・授業力を向上させるために行う研修
研修の時間は2,3時間~1日まで様々です。
〇 職員会議
夏休み明けに全職員で生徒を支えていくことができるように目的・方法・気を付ける事等を確認します。
私が勤務している学校では、「夏休み明けの行事やイベント」「生徒へのフォローの方法」について全職員で確認していました。
中学校教員にとって夏休み期間は?教員の夏休みは?
教員にとっても、夏休み期間は嬉しいものです!
仕事はありますが、授業がある時と比べて余裕があります。
私が勤務する地域では5日間の夏季休暇を毎年取ることができました。これが教員にとっての夏休みになります。お盆期間は学校も閉じるので、そのタイミングで夏季休暇を取る人が多いです。
夏休み中に、家族の時間を増やしたい!
パートナーにどう提案する?
1日仕事をしていますが、授業がある時よりは余裕があります。
夏休み中は、普段なかなか取ることの難しい休暇も取りやすいです。
予定があり、1日休暇を取ることができなくても、時間休なら取りやすい!という旦那さんもいるかもしれません。
休暇を取ってほしいなと思っている方は夏休み期間にぜひ、旦那さんに相談してみてください。
取りやすい休暇例①(時間休暇を取ってほしい場合)
<時間休暇の例>
・朝や夕方の1~2時間休暇を取る
・午前中休暇を取る
・午後休暇を取る
夏休み中は授業が無いので、時間の融通がききやすく、上記の様な形での休暇が取りやすいです。
私の夫は午前中に部活を入れていたので、部活後の午後に休暇をよく取っていました。
取りやすい休暇例②(1日休暇を取ってほしい場合)
お盆前後は会議や行事の準備、部活の大会も少ないので、休暇を取りやすいです。
長めのお盆休みとして、1日休暇を数日取得はハードルが低いです。(教員パートナーへお願いしやすいと思います!)
生徒が夏休みだからといって仕事は0にはなりませんが、授業が行われている時と比べると時間に余裕があります。
長期休業に合わせて休みを取って、ゆったりと家族と過ごす!出かける!旅行に行く!そんな風に計画・提案してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、夫は第二子誕生後、冬休みを延長する形で2週間の育休を取得しました。
夏休み、冬休み中は融通がきくので計画している休みを実行してみてください。
(春休みは新年度の準備や移動のためドタバタしているため、まとめての休暇は取りにくい場合があります。)