中学校教員夫が育休をとりました(妻談)

こんにちは!中学校教員ママのぽんケロです。

第二子を出産し、現在は夫、3歳の息子、0歳の娘の4人で生活しています。

第二子出産にあたり、夫に私の里帰り終了後から2週間の育休をとってもらいました。

(第一子出産時、育休はとっていません)

 

夫に育休を取得してもらった理由は、以下の2つです。

・1人で2人の育児を行うことが不安だった

・夫を子どもの成長の瞬間に立ち会わせてあげたかった

 

夫が育休を取得してみて、妻の感想は

2週間は短すぎると思っていたけど、取得してもらって良かった!

 

 

しかし、公務員である夫でも育休取得は大変そうでした。

(取得を渋られたり、妨害されたりした訳ではありません。)

 

 

実際、取得したかった育休を断念した同僚もいました。

 

 

夫の育休取得は私が勧めましたが、不安が0だった訳ではありません。

SNSでは、夫が育休を取得したことで関係がピリピリしたり、夫に対してイライラしたりしてしまう・・・といった記事も目にしたので、

 

夫に育休を勧めて本当によかったのかな・・・

夫との関係は大丈夫かな・・・

と不安でした。

ですが、結果は「取得してもらって良かった」でした。

 

 

この記事ではこのような疑問にお答えします。

・夫に育休を取得してもらいたいけど、夫の育休ってどんな感じなの?

・育休を取得してほしいけど、夫側はどう感じているんだろう?

・育休中の家事・育児の分担はどのようにしていた?

・教員夫が育休を取得するために気を付けたことは何?

 

夫の育休「とって大正解」でした。

育休取得時の状況

<夫の状況>

・中学2年生の担任

・運動部の主顧問

 

<私、子どもの状況>

・娘は生後3カ月、息子は3歳

・娘は完全母乳(哺乳瓶も可)

・息子は平日保育園

 

夫が取得した育休の時期・期間

冬季休業から連続して約2週間取得しました。

<冬季休業>

12/28~1/3

 

<育休>

1/4~1/15

 

夫の育休 メリット

夫が育休を取得したことによって、夫だけでなく子どもたちにも良い面がありました。

夫が子どもの変化に気づけるようになり、子どもへの対応に集中できていた

仕事があると、当然ですが休みであっても頭の中には仕事のことが残っていたり、育児についてゆっくりと余裕をもって考える時間がもてなかったりします。

 

育休をとることで、数日、数週間は頭の中を育児・家族のことに集中することができたみたいでした。

 

例えば、

・子どもの体に少発疹がある

・ウンチがいつもと違う

・食欲が無い

・少し体が温かい

・声がかれている

 

今までは気づくのが私だけだったので、

 

夫に相談しても「大丈夫だって!」と言われるばかりで、モヤモヤしていました。

しかし、育休中は同じような相談をすると、「少し体は温かいけど、食欲あるし、ウンチもいつも通りで機嫌もいいから大丈夫じゃない?」と、子どもの様子をよく見て意見を言ってくれるようになりました。そんな夫の存在はとても頼もしかったです。

 

(まだ自分のことを上手く言葉にできない子どもの体調の変化って、難しいですよね・・・。たぶん大丈夫だと思うけど、万が一何かあったら・・・今気づかないと、行動しないと大変なことになるのでは・・・とか考えてしまい、私はよく焦ってしまいます。)

 

夫の育休明けの働き方が変わった

育休取得後は、18:30~19:30には帰宅してくれるようになった。

 

<夫の帰宅時間>

育休所得 → 早くて19:30、だいたい21:00前後

育休取得 → 19:30には帰宅してくれるようになった

子どものご飯・お風呂・遊び相手・寝かしつけを2人で行うことができ、とても助かっています。

 

育休を取ったことで、「何時にどんな家事・育児があるのか」が夫の中で明確になり(人手が必要と実感できて)、早く帰宅できるように仕事を進めてくれているのだと思います。(本当に感謝です)

 

3歳の息子にも良い変化があった

パパとの時間が増えたことで、

・息子が夫に甘えるようになった

夫と遊ぶようになった

・息子の方から夫にかかわるようになった

・夫と一緒に行ったり、励まされたりすることで嫌な事でも頑張ろうとするようになった。

 

今まで息子と夫とは週末の1日会えるかどうかでした。

息子の中では、遊んでいい人、自分のアクションに反応してくれる人に夫を入れていいのか分からない様子でした。

しかし、夫が育休中は平日も家にいます。息子と接する時間が強制的に増えましたそれによって、

・パパとも遊べるんだ!

・パパと遊ぶのも楽しい!

・パパとも色々な遊びができるんだ!

と息子が実感し、息子からパパと関わる機会が増えました。

 

また、息子にとって遊び相手であり、憧れであり、ライバル甘えが許されない時もある・・・といった存在のようで、ママと一緒だと甘えてしまうような場面でも、パパと一緒だと頑張る姿も見られました。

例えば病院に行くこと、ご飯を椅子に座ってしっかり食べること、着替えること・・・など、

 

ちなみに、

0歳の娘の変化は特にありませんでしたが、パパがいることが分かると嬉しそうに笑っているので、育休を取ってもらってよかったなと思います。

 

 

育休取得について、夫にインタビュー

育休を取得した夫へ、インタビューしてみました。

取得前・後の「育休」についての考え

<取得前>

取得してみたいとは思っていたけど、仕事に対しての不安が大きかった。

仕事、休んで大丈夫かな?

授業は、どうなるんだろう?

 

<取得後>

家族との時間がしっかり持てたから、育休をとって良かったと思う。

仕事のことを考えずに、子どものことに集中できる時間を持てることは有り難かった。

 

育休を取って良かったことは?

「家族との時間を持てたこと」が一番良かった。仕事のことを考えないから、普段気づけない事に気づくこともできました。

 

内祝いについて、子どもの行事の計画(100日のお祝い、七五三など)など、忙しい時には「また今度・・・」としてしまっていた事も行うことができました。

 

子どもにとって、「生活リズムが大切」と分かっていたが、今まで「生活リズム作り」に携われていませんでした。

しかし、育休を経て、自分が携わることの大切さが分かりました

 

仕事復帰後も継続して携わっていけるように、働き方を見直すきっかけになりました。

 

また、子どもの生活リズムを整える事の大変さも実感できたので、子どもへの伝え方や関わり方、奥さんへの伝え方にも気を配りたいと思いました。

 

育休を取得する上で大変だったこと、取得に向けて行ったことは何?

僕自身、育休を取る手順が全く分かりませんでした。

しかし、育休取得の手続きは周りが助けてくれたので大丈夫でした。改めて、事務さんや、管理職に早めの相談をすることが大切だと思いました。

担任、部活の主顧問だったので、育休中の授業、クラス、部活をどうするかについて早めに相談していました。

・自分の代わりにクラスに入る先生と情報交換

・授業の入れ替えの相談

・自分が育休中の部活メニューを副顧問と相談

 

また、育休取得にあたり、日頃から周りの職員と良好な関係を築いておくことが大切だと感じました。

 

育休取得が決まってからは、育休明けにスムーズに復帰できるように逆算して仕事を行いました。

 

夫が育休中の生活

家事・育児分担

<夫>

・洗濯

・洗濯物たたみ

・食器洗い

・風呂洗い

 

・朝型の娘のお世話・寝かしつけ(AM5:00くらいから)

・息子の歯磨き、寝かしつけ

・娘のお風呂

・息子の保育園の準備

<私>

・食事準備

・水回り掃除

・食器洗い

 

・娘のお世話、授乳

・娘の寝かしつけ

・娘の夜間のお世話(朝型の授乳後に夫へバトンタッチ)

・息子の食事手伝い、着替え

 

だいたいの分担を書き出しましたが、基本的には「できる方が行う!」でした。

私が娘のお世話に集中できるように、家事を中心に行ってくれました

 

夫の育休中に私が意識したこと

夫が育休中に私が意識したことは、やってもらいたいことを伝える」「感謝を言葉で伝えるです。

 

 

やってもらいたいことを言って、口うるさいって思われたら嫌だな・・・

 

言わなくても見ていたら(今やるべきこと)分かるでしょ・・・

 

やってくれるでしょ!

1人目の時はそう思っていました。

しかし!当たり前ですが、言わなければ伝わらないやってもらえない。

それを実感しました。

伝えていないのは私なのに、やって欲しいことに気づいてもらえないとイライラしていました。

 

でも本当は、

夫にイライラしたくない。

 

夫が育児を頑張りたいと思ってくれていることが分かるから、本当は感謝したい。

 

自分も夫も笑顔で生活したい。

2人目育児は、私の「伝え方」を工夫して、夫と共に育児をするぞ!と意識してスタートしました。

 

正直、「伝え方」を意識しても、夫とぶつかってしまったり、上手く伝わらずに私がイライラしてしまったりすることはありました。

 

ですが、伝え続けることで私も伝え方のスキルを向上することができるし、

 

 

上手に伝わらなくても、私が伝えたい気持ちがあるという事を夫に知ってもらうことができたことは

2人目育児で感じた進歩だと思いました。

子育てを通して、夫婦関係も自分たちで育てていく必要があることを実感することができました。

 

つい相手に理想を求めてしまっていてけど、2人の努力で「自分たちにとって素敵な夫婦」に近づいていきたいです。

 

 

私の課題は「伝えないのに察してちゃん」になってしまう事なので、コミュニケーションを意識して取るようにしていきたいと思っています。

 

今後訪れる、思春期育児を夫婦2人で乗り越えていくことができるように

夫とコミュニケーションを取ることを大切に、今後も育児を頑張っていきたいと思います。

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